耕うん機(家庭用小型)の使用体験談《耕す!》『ぽて²農場』
耕うん機 FG201【プチな】使用中
体験からの《使いかたのコツ》
スマホは、横長にすると、見やすくなると思います。すみません。
当農園の土壌は、ちょいとハード…!
小型で、大丈夫かな?
当『ぽてぽて実験農場』略して『ぽて²農場』は、自然農法を意識して実験的に試行錯誤を楽しんでいます。
そのため、基本的に不耕耘を心がけています。
雑草が生い茂り、地下茎が張り巡らされた原野のような場所も点在している圃場です。
開墾に近い箇所もあります。
『耕す』には難度が高いと思うよ。
空き地を、新たに畑や花壇にしようと考えている方にも、
参考になると思います。
最軽量級を誇る『プチな』じゃが、
パワー不足ではないようじゃ。
ハードな『ぽて²農場』でがんばる【プチな】!
耕うん機『プチな』での耕耘はこんな感じです
耕うん機『プチな』概要
耕うん機 FG201【プチな】は、
Honda社製の、エンジン式の耕うん機です。
最軽量級のうえ、ハンドル部分がたおせて、コンパクトになります。
自家用車での搬送に最適です。
五歳児ぐらいの重さだね。
持ち上げて積み込めるよ~!
でも、
本体が硬いから、ぶつけると青あざはできるよ。
実際の耕耘のようす・使い勝手
金属の爪が高速回転して、土をほぐしながら前進します。
始動させると、バイクのようなエンジン音が鳴り響きます。
スロットルレバーを握ると、耕耘爪(ローター)が高速回転します。
と、同時に本体が前へ進みます。
基本的には、真っ直ぐに進みます。
左右のブレはほとんどありません。
停止、回転スピードの操作は、ハンドル(スイッチやスロットルレバー)で、できます。
進む方向を変えたいときは、ハンドルを傾けて操作します。
すこし、力技です。
深さは、ひとクワ分、
幅は、爪の幅の45㎝、だいたい4クワ分です。
スロットルレバー、エンジン音、スポーティーな色合い…と、
操作中はバイクに乗ってる気分になっちゃいます♪
対応する広さは30坪が目安です。
使用燃料は、無鉛レギュラーガソリン、
自家用車の燃料と同じです。
燃料タンクの容量は0.35L。
満タンで約一時間稼働します。
燃料のメーターはありません。
元気なく停止したら、ガス欠を疑います。
1時間ほども稼働させていると、使用者も疲れてきます。
安全のためにも、ちょうどいい小休止です。
給油して、一息入れる感じです。
満タン分、1時間の稼働では、30坪全部の耕耘は無理だと思います。
(当園が、ハードな土壌だからかもですが…。)
燃料が、少なくなっていると、
エンジンの始動がスムーズにいかない傾向があります。
ハードな土壌でありがちな具体例と対処法
ハードな土壌だと、いろいろ動作に不具合がでます。
そんな場合は、ちょっとした使い方のコツで対応できます。
そもそも、
柔らかい土じゃないから耕耘するんだもんね。
対応できなきゃ、ハナシにならない…。
ほぐせたのはいいのですが、
ほぐしたら、ほぐしたで…。
マンガだから、動きは少々誇張しています。
実際の動きはもっと控えめです。
説明書によると、
付属品のドラッグバー(抵抗棒)の深さで、土の硬さに対応できるとされています。
でも…。
『ぽて²農場』は、硬さのちがう土が散在してるから、
一括での調整ではムリ。
場所に応じたコツで、十分つかえておる!
自然農法としての、機械の導入へのジレンマ
不耕耘を至上としている自然農法としては、
耕耘機の導入は悩ましいかった…。
機械、無茶苦茶 耕すじゃん!
スピードもはやいから、生き物が逃げ遅れそうだし、
ミミズ、真っ二つ!
とはいえ、…。
雑草との共存の極意をつかんでいない身としては、
自然の猛威(雑草の生命力)には負け気味です。
負けてしまっては、収穫には至らないのじゃ。
使える時間、体力には限りがあるし~
というわけで、
『なんちゃって自然農法』なので ほどほどに妥協。
最低限で使っていくのだ!
あまりに、雑草に蹂躙されたところや、
畝をたてたいとき、
ジャガイモ栽培のための溝掘り、中耕、土寄せなど、
土を動かす場面は結構あります。
身体が、きつくなってきたぞ…。
ゆくゆくは、
規模縮小しないと、かなぁ…?
鍬一本では、キビシク感じていたのですが…、
耕耘機の導入で、
まだまだ 続けられると思えたのだ!
そのうえ、
効率アップで、時短にもつながり、作物の種類が増やせたり、
管理が行き届き、収量が上がったりと、
これまで以上に、豊かな家庭菜園が楽しめています。
買い物は苦手なんだけど、
いい買い物だったなぁ…。
ミズバショウが咲く頃は、草も、虫もあまりいないので、
一年分の畝たてや、耕耘をしてしまいます。
土壌を荒らす影響が少なそうだし…。
雑草が伸びてないと、耕耘もやっぱり、スムーズだし~
次回は、
『プチな』に培土器を取り付けた時の使い方など
ご紹介予定です。
培土器とはこんな感じ↓のものです
この時期は、チョウの羽化も盛んな季節
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