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つるバラ(宇部小町)の剪定・《強敵》5m越え・手順と後始末  

2022-07-18

大変だったのだ~

数年放置で、伸び放題! 
しげりすぎた、つるバラの
剪定の手順と後始末

横長にすると、スマホで、見やすくなると思います。
すみません。

つるバラ・宇部小町、剪定前の状態

ベランダの柵を超えて伸びています

宇部小町は、3㎝ほどの小さなピンクの房咲きのつるバラです。

とても可憐できれいなのですが、見た目に反してとても元気な暴れん坊。

シュートの数も半端じゃないうえ、どんどん伸びます。

苗を購入するときにも「伸びるよ~」といわれていたのですが予想以上でした。

現在5メートルはあります。

窓のない壁に、お花でもと植えたのですが、想像以上の成長ぶりです。

その、枝垂た枝からの無数に伸びたシュートが、壁一面を厚くおおい、さすがに繁りすぎです。

本来は冬場が剪定適期なのですが、花がひとくぎりする梅雨明けのころ、覚悟を決めて剪定します。

かなりの大仕事になる見込みです。

株元を三本のばし二階のベランダの柵に誘引しています。

とげが引っかかって危ないので、人の背の高さまでは小枝がないように切り取ってあります。

枝垂れさせた枝先に花がつくように仕立てました。

つるバラの剪定に必要なもの

剪定ばさみ 

とげを通さない厚手の手袋(豚革の剪定用手袋など) 
バラのとげ対策です。
探すと材質、形いろいろあります。

ゴーグル 
弾力性のある枝の予想外の動きや、落ちてくるゴミなどから目をガードします。

帽子 
日よけもそうですが、ごみや虫も落ちてきます。
とげとげの枝から頭も守ります。

長袖長ズボンの服装 
細かいとげが絡みづらいツルツルした材質のもの、薄手すぎると服の上から、とげでひっかき傷がつきます。

動きやすい履物
スニーカーやゴム長 とげが絡まない材質が望ましい。

麻ひも
今、くくっているひもを、新調しくくりなおします。

高枝切りばさみ
脚立は使わず、高所は高枝切りばさみを使います。
だって、脚立は怖いから。

古シーツ
切った枝をまとめます。

こんな、かんじです。


つるバラの剪定、スタートです。

とりあえず、はさみを入れます

複雑に枝が絡み合って、どうつながっているか、よくわからなくなっています。

大勢に影響のない枝を、カンと度胸で見極めて取り合えず、切り離します。

枝の量を減らして、枝の伸び方を確認するためです。

切って、引っぱります
グイグイ引きます
ズルズル~と引き出されてきます

切っただけでは、枝が絡み合って落ちてこないので、切り口側を持って引っ張りだします。

手が届かないときは、高枝切りばさみに引っ掛けて引っ張ります。


それなりの抵抗がありますが、この際、仕方がありません。

周りの残す枝をあまり傷つけないように、ゆっくり引いていきます。

途中どうしても出てこないときは、ここぞと思う箇所を切断し、改めて引っ掛けて引き出します。

この切り離した枝も2メートルほどありますので、腕だけで引いても埒があきません。

枝をつかんだまま、後ずさりするように移動して引っ張り出します。

切り離した枝は脇にまとめておきます。
適度な長さに切りそろえると後始末が楽です。

枯れ枝、細い枝を切ります

数本切り離したところ、混み合っていた内部の様子が分かるようになってきました。

ここで、セオリー通りに枯れ枝や、細すぎたり短すぎる枝を落としていきます。

数年、剪定をさぼったので、表面が緑の葉でおおわれていても、内部は枯れ枝だらけになっていました。

ハサミを入れると、乾いた感触でパキパキ折れますが、自然には落ちてこないものですね。

宇部小町は、枝もしなやかで細いうえに、先が箒のように枝分かれしていて、それぞれにかぎ爪状の小さなとげがあります。

人懐こくて、とても絡みついてきます。

切り離した枝はせっせと脇に寄せておかないと、大変な目にあいます。

ユーシスは、ほどきには来てくれません。

大変な目にあっているところ

樹形をイメージしながら、いらない枝を切ります

だいぶ、すっきりしてきました。

枝の流れも見えるようになったので、デザインを考えながら、枝の本数を減らしていきます。

切るときは枝分かれしている根本からにします。
枝の途中から切ると、見た目が不自然になります。

サボった分、切る枝が多いです。

ガンガン切っていきます。

大量の廃棄枝が出ました。
切っては引きだし、切っては引き出し…。

暑い時期なので汗だくです。

誘引を一度外して、剪定の仕上げをします

ベランダの誘引を外して、地面におろし、手元で仕上げをします。

最初から、地面におろせばよかったのではと思うかもしれませんが、あまりに長く伸びすぎ、繁りすぎていたため広げる場所がとれないのでした。

そのため、壁面で本数を減らしてから、誘引を外す必要がありました。

手元で剪定すれば、細かい作業もしやすく、固い枝も切り落とすことができます。
たくさんでたシュートのあとが、タコ足配線のようになっていたのを、きれいにすることができました。

つるバラは、花芽がよく出るように枝を水平に誘引します。

しかし、今回は、今後の手入れの便利さを優先して、主枝はほぼ垂直にベランダまで持っていきます。

枝分かれ部分が、できるだけベランダの上に来るようにし、新しいシュートなどの管理は、ベランダで剪定しようという目論見です。

ベランダより下のシュートは、数をうんと減らして、地面から高枝切りばさみで切ります。

宇部小町は、花つきがいいので、枝垂れた枝につく花だけで十分と見当をつけました。

水平に誘引すると、確かにたくさん花がつきました。

誘引していきます

剪定が終わった枝を再び、ベランダまで誘引します。

麻ひもの先に重りをつけて(はさみなどを結わえる)ベランダから放ります。
この重しがないと、ひもがうまく下まで届きません。

着地した、この長さでひもを切り、仮止めします。



枝を引き上げたあとに余ったひもは切らずに束ねておきます。

ひもを長く残しておくと、また、地面までおろしたい時に、その後の引き上げる作業の効率が良くなります。

さて、面倒ですが、一度、地面に降ります。

ひもから重しを外し、代わりに枝先にゆわえつけます。

枝が太くなることも考慮して、やや大きめに輪を作ります。
引き上げる時に切れないようなしっかりした枝を選びます。

枝先を結わえつけたら、またベランダへ戻り、麻ひもを引き上げていきます。

枝が直接つかめる位置まで上がってきたら、手で引き揚げます。
ひもよりも枝にダメージが少ないからです。

自分の決めた位置、(今回は、枝分かれした部分)が柵の上にくるまで引っ張りあげます。

長く伸びた枝は、けっこう重いです。
なかなかの力業になります。

ちょうどいい具合になったら柵にくくりつけます。

この作業を主枝の本数分やらなければなりません。

ベランダまで登ったり下りたり…。
助手か、自分がもう一人ほしいと思う瞬間です。

枝先の見た目、風通し、日光などを考慮しながら整えて、ベランダでの作業は終了です。

だいぶすっきりしました。

あとは、枝の癖が直ったころ、少しづつ形を整えていこうと思います。

後日談ですが、いらない枝葉がなくなり、木に余裕ができたのか、結構返り咲きしていました。

つるバラ剪定後の後始末

さて、本体はスッキリしたものの、剪定した枝が山の様に出ました。

これらを処分しなければなりません。

絡まるし、ゴミ出し用のポリ袋などは、トゲや枝はじで、あっという間に裂けてしまいます。

少量なら、適度な長さに切って、束ねるもアリですが…。

車の後部座席がぎゅうぎゅうです。

ここで古シーツ(または、不要の大きめの布)が活躍します。

切った枝を、古シーツの上にどんどん積んでいきます。

もちろん扱いやすい長さには切ったほうがいいです。

積みあがったら、巻きずしの要領でシーツごと巻いていきます。

ひと巻きしたら、シーツのうえから、踏みふみしカサを減らしていきます。

シーツを少しめくって、よりきつく巻き、さらに踏みふみしていきます。
とげが絡み合ってコンパクトにまとまっていきます。

この状態で、ひもでくくれるようにはなりますが、とげが危ないのでシーツごと収集に出したほうがいいと思います。

段ボール箱で出せる地域の場合は、箱に詰めては踏みつけ、詰めては踏みつけで安全にカサを減らして箱詰めにできます。

今回は、半端ない量なので、畑に持っていき、堆肥置き場に、積んでおくことにしました。

積んだ枝が小山のようです

回収に出さない理由に、枝に、いくつものテントウムシのさなぎを見つけたのもあります。

バラにはつきものの、アブラムシを、テントウムシはよく食べてくれます。

このバラには、何年も前に、スカウトしてきた子の子孫がずっと暮らしています。

目についた分は、よけておいたのですが、気が付かなかった分も、畑で羽化できたらいいなと思います。

羽化したてのツヤツヤさん・隣に抜け殻のさなぎ

バラのとげには毒がある?

剪定を終えて、ほっと一息といったところなのですが、手袋と袖の隙間など、やはりとげの刺傷、ひっかき傷ができています。

手袋は、肘ぐらいまでの長さのものもありますので、検討しようかと思います。

ところで、この傷、油断できないかもしれません。

以前から思っていたのですが、宇部小町のとげの傷跡は異常に赤く、水疱状にに腫れることが多いのです。

とげ自体とても小さいので、傷の深さといっても、たかが知れているのに、治るのにも時間がかかるのです。

イラクサのように、軽い毒でもあるのではないかと疑ってしまいます。

また、カナムグラのように、とげが細かすぎて触れると皮膚に残って痛い系のものもありますね。

でも、調べてみても、薔薇に毒があるという話はないんですよね。

では、なぜ腫れるのでしょう。
その理由として、とげに付着していたばい菌で炎症が起きるからだとあげられています。

たいていは自然に治りますが、破傷風菌という命にかかわる病原菌もいます。

普通に屋外にいる菌なので頭の片隅に置いておいたほうがいいです。

予防接種済みでも、免疫の効力は薄れるものですし、口が開けにくいといった異常な症状が出たら病院へ行きましょう。

今回も、傷の八割方が腫れました。

一週間で赤みが薄れ、平らになりましたが、侮らず、しっかり防護して作業にあたるべきですね。

自分の見た目が悪くなるのも嫌ですもんね。

そうそう、コモドドラゴンも、
「毒は持っていないけど、口の中が雑菌だらけなので、噛まれたら死ぬかもよ。」
とイッテQで脅されていたイモトさんの話と理屈が一緒ですね。

屋外作業のキズは要注意です!

宇部小町は、綺麗なだけじゃなく、丈夫で元気で、
ちょっと毒ありの魅惑の薔薇かもね。

こちらもみてね!

家庭菜園『ぽてぽて実験農場』 発  【生き物シリーズ】 


園芸

Posted by ぽてぽて