気温零下のハクサイの収穫と保存 家庭菜園『ぽてぽて実験農場』日記【12月12日】〈今季最終〉② - 2021年 冬
さて、3週間後のハクサイの皆さんは、お元気でしょうか?
こちらが、今日のハクサイの様子です。
あらら、外葉が倒れてしまって、結球部分がまるはだか!
結球は3週間前よりも進んでいるようです。
こちらが⇧前回のハクサイの様子。
撮影した方向が違いますが同じ場所です。結球がまだまだでした。
でも、外葉はピーンと立ち上がっています。
なかなか、いい感じじゃないですか。ギャンブルに勝った気分です。
てっぺんを押してみると、まだちょっと固さが足りないものもあります。
同じ時に種まきしても、成長に差が出ますね。
今回は、大小ありますが、12個採れました。 一度には食べられる量ではないです。
漬物にしてもおいしいですが、生でも使いたいですよね。
ハクサイの保存法 畑に置いておく方法
ハクサイは寒さに強く、冬の間は、このまま畑に置いて新鮮に保存することができます。
注意! 暖かくなってくると、花芽が伸びて、菜の花になっちゃいます。
畑で植えたまま保存するときは、結球部分の葉先が傷むのを防ぐため、外葉で結球部分をくるみます。
ばらけないように、葉先をひもでくくります。
中にヨトウムシなどがいると、いい具合に喰い荒らされますので、お留守かどうか確かめます。
これで寒さからも、乾燥からも守られます。
でも、残念ながら、雪深くなって、畑に立ち入れなくなったら、手が出せなくなります。
ぽてぽて実験農場は、雪深くて冬場はとても入れない。
なので、保存法というほどでもないけれど、
ハクサイの保存法 屋外に置いておく方法
これぐらい、寒くなってからじゃないと、うまくいかない方法です。
段ボール箱に詰めて、屋外に置いておくだけでも、案外新鮮に保存できます。
零下10℃まで下がっても、外葉にくるまれている結球部分は凍結しないので、11月に収穫されたハクサイは年を超え、2月ぐらいまで保存されます。
当地、限定でしょうかね…。
外葉を、多めにつけたまま、立てた状態で、段ボール箱にぎゅうぎゅうに詰めます。
直接地面には置きたくないので、何が台の上にのせます。
雪が積もったら、その上にのせます。
乾燥は大敵です。
さらっと、雨や雪がかかるぐらいの場所に置きます。
掘り出せるなら、しっかり雪の下になったほうがよく保存されます。
外葉は、乾燥でくにゃくにゃしてきますが、結球部分はとりだすと新鮮に保存されています。
ハクサイの食害 カラス?
なんだか、ひとつ様子がおかしいものがあります。
結球の芯の部分がなくなって、葉が散乱しています。
周りは、カラスの足跡がいっぱいです。
カラスが、食べたの?
確かに、カラスは雑食だし…。
実は、今日の畑は、カラスだらけなんです。
100羽は、います。
なんか空中戦でけんかしてるし。
空腹ではあると思います。
今まで、目もくれていなかった、サツマイモのキレッパシが食べられた跡があります。
ネズミのあととは違います。
カラスが、ハクサイを喰うのか~?
実は、もう一種類別の足跡もあります。
こちらタヌキの足跡です。
こんな感じに、タヌキとカラスの足跡がいりみだれています。
でも、ハクサイの周りには足跡は一個もなかったんですよ。
う~ん…。
教えて、コナン君!
結球しなかったハクサイの冬越しのすがた
こちらは、まだ、結球もなく生育途中のハクサイです。
こんな若いハクサイも、冬場に枯れず、ほとんどが越冬します。
越年草、二年草を呼ばれるゆえんなのですが、冬を超えて来春に、さらに人生のステージが続きます。
これが、冬越しモードのロゼット状の状態です。
葉を地面すれすれに平らに開き、寒さや、積雪にも耐えています。
でも、 冬越ししたハクサイは、春になっても結球は、もう、しません。
花芽が伸びて、菜の花になってしまいます。結実しか考えていません。
もちろん菜花として食べられます。畑も、いかにも春だな~って感じになってすごくイイです。
いちめんのなのはな…。
にはならないんだけど、菜花として、摘んでも摘んでも、脇芽が出て、咲いて咲いて、それにチョウがやってきて…。
…すでに、春が恋しい…。
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