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気温零下のハクサイの収穫と保存 家庭菜園『ぽてぽて実験農場』日記【12月12日】〈今季最終〉② - 2021年 冬

2023-03-21

 

さて、3週間後のハクサイの皆さんは、お元気でしょうか?

こちらが、今日のハクサイの様子です。

あらら、外葉が倒れてしまって、結球部分がまるはだか
結球は3週間前よりも進んでいるようです。

こちらが⇧前回のハクサイの様子。
撮影した方向が違いますが同じ場所です。結球がまだまだでした。

でも、外葉はピーンと立ち上がっています。


なかなか、いい感じじゃないですか。ギャンブルに勝った気分です。
てっぺんを押してみると、まだちょっと固さが足りないものもあります。
同じ時に種まきしても、成長に差が出ますね。


今回は、大小ありますが、12個採れました。 一度には食べられる量ではないです。

漬物にしてもおいしいですが、生でも使いたいですよね。

ハクサイの保存法 畑に置いておく方法

ハクサイは寒さに強く、冬の間は、このまま畑に置いて新鮮に保存することができます。

注意! 暖かくなってくると、花芽が伸びて、菜の花になっちゃいます。

畑で植えたまま保存するときは、結球部分の葉先が傷むのを防ぐため、外葉で結球部分をくるみます。
ばらけないように、葉先をひもでくくります。

中にヨトウムシなどがいると、いい具合に喰い荒らされますので、お留守かどうか確かめます。

これで寒さからも、乾燥からも守られます

でも、残念ながら、雪深くなって、畑に立ち入れなくなったら、手が出せなくなります。

今回もこうしておくべきだった

ぽてぽて実験農場は、雪深くて冬場はとても入れない。

なので、保存法というほどでもないけれど、

ハクサイの保存法 屋外に置いておく方法

これぐらい、寒くなってからじゃないと、うまくいかない方法です。

段ボール箱に詰めて、屋外に置いておくだけでも、案外新鮮に保存できます。

零下10℃まで下がっても、外葉にくるまれている結球部分は凍結しないので、11月に収穫されたハクサイは年を超え、2月ぐらいまで保存されます。

当地、限定でしょうかね…。

外葉を、多めにつけたまま、立てた状態で、段ボール箱にぎゅうぎゅうに詰めます。

直接地面には置きたくないので、何が台の上にのせます。
雪が積もったら、その上にのせます。

乾燥は大敵です。
さらっと、雨や雪がかかるぐらいの場所に置きます。
掘り出せるなら、しっかり雪の下になったほうがよく保存されます。

外葉は、乾燥でくにゃくにゃしてきますが、結球部分はとりだすと新鮮に保存されています。

ハクサイの食害 カラス?

なんだか、ひとつ様子がおかしいものがあります。
結球の芯の部分がなくなって、葉が散乱しています。

周りは、カラスの足跡がいっぱいです。

カラスが、食べたの?

確かに、カラスは雑食だし…。

実は、今日の畑は、カラスだらけなんです。
100羽は、います。 

なんか空中戦でけんかしてるし。
空腹ではあると思います。

今まで、目もくれていなかった、サツマイモのキレッパシが食べられた跡があります。
ネズミのあととは違います。

飛び交うカラス

カラスが、ハクサイを喰うのか~?

実は、もう一種類別の足跡もあります。
こちらタヌキの足跡です。 

こんな感じに、タヌキとカラスの足跡がいりみだれています。

でも、ハクサイの周りには足跡は一個もなかったんですよ。

う~ん…。
教えて、コナン君!

こちらは、のらネコと自動車のあしあとです

結球しなかったハクサイの冬越しのすがた

こちらは、まだ、結球もなく生育途中のハクサイです。

こんな若いハクサイも、冬場に枯れず、ほとんどが越冬します。

越年草、二年草を呼ばれるゆえんなのですが、冬を超えて来春に、さらに人生のステージが続きます。

これが、冬越しモードのロゼット状の状態です。
葉を地面すれすれに平らに開き、寒さや、積雪にも耐えています。

ロゼット状になったハクサイ

でも、 冬越ししたハクサイは、春になっても結球は、もう、しません。
花芽が伸びて、菜の花になってしまいます。結実しか考えていません。

もちろん菜花として食べられます。畑も、いかにも春だな~って感じになってすごくイイです。

そばにあるのはネギっぽいけどニンニクです

いちめんのなのはな…。

にはならないんだけど、菜花として、摘んでも摘んでも、脇芽が出て、咲いて咲いて、それにチョウがやってきて…。

…すでに、春が恋しい…。