拾った銀杏の下処理の方法・『ぽて²農場記’22』
銀杏をひろったあとは
どうしたらいいの?
横長にすると、スマホで見やすくなるかと思います。すみません。
銀杏を実から取り出す方法
こんな感じの
落ちてる銀杏をひろって…。
このオレンジ色の果肉から
硬い種を取り出します。
それが、いわゆるギンナンです。
ただ、このオレンジの部分は、
とてもニオイが強く…
触れると、
かぶれることもあるという厄介なものです。
ビロボールという物質が
ギンナン接触性皮膚炎を
起こすことがあるのじゃ~。
というわけで、
あまり臭い思いもせず、
安全に
ギンナンを取り出す方法をご紹介します。
ちょっと頭に片隅に…
ギンナン接触性皮膚炎のほかに
二つほど、
頭にの片隅においてほしいことがあるのじゃ
ひとつ目は、体調次第でまれですが、
中毒を起こす可能性があるということです。
一時に大量に食べないようにしましょう。
体の小さなお子さんは、特に要注意です!
嘔吐やけいれんといった症状が報告されています。
ギンナンには、
4ʼ-O-メチルピリドキシンという成分が
含まれておっての。
ビタミンB6欠乏状態の場合に発症するのじゃ
もう一つは、
公園や神社の銀杏を
持ち帰っても大丈夫なのかというところです。
今まで、拾って逮捕された人はいないようなので、
事実上、所有権を放棄しているとみなされてるようです。
気になるときは、あらかじめ許可を得ておくと安心です。
種占有が及ばず、所有権も侵害されない場合には、
特に犯罪は成立しないそうじゃ。
銀杏を、簡単・安全に実から取り出す方法
さて、本題です。
準備するもの
・銀杏の実
・ビニール袋
・ザル
・ボウル
・ゴム手袋
拾ってくるときのコツ・参考までに…
銀杏を拾うときも
直接触らなくて済むように
※ビニール袋と
ゴム手袋を準備しておくと便利です。
※スーパーで、肉や水物をくるんでくれるような袋を言ってます。
処理の際は、
薄いビニル袋が使いやすいけど、
このまま、持ち帰るには、弱いので
さらに、レジ袋に入れると安心です。
普通の買い物帰りにも、みえるもんね♪
種を取り出します
シンクに、袋ごと実を置きます。
ここからは、ちょっと匂うよー
さっさと終わらせよう…。
袋の上から、ギューギュー押しつぶしていきます。
銀杏の実は、
皮も実も柔らかいので何の苦もなく潰れます。
硬い種が押し出されて現れます。
白っぽく見えることろが種子です。
押し出された種を、
出来るだけ実が残らないような状態で
ボウルに集めていきます。
ゴム手をした手で、拾いだします。
果肉を処分します
種子を全部拾い出したら、潰れた果肉は、袋のまま捨てます。
もちろん口を閉じますが、さらに二重に包み、
ニオイが出ないようにします。
持ち帰った際に使ったレジ袋を使うのがいいと思います。
さて、
だいぶニオイの元が減りました。
種子を洗います
この状態では、
銀杏はまだニオイマス
果肉を洗い流しましょう
種子同士をすりあわせ、
水も何度か変えて、果肉を取り除きます。
種子が、きれいに洗いあがりました。
じつは、この状態でも、
まだニオイマス。
さあ、次は、乾燥させましょう
乾燥すると、匂わないよ
ところで…
厳重に警戒して下処理してきましたが、
お話を聞いていくと、
ニオイもかぶれも
何ともないという方もいらして…、
結局は、
自分の身体との対話が
物事の判断の基本ということじゃの。
自分は、
洗い水が跳ねただけでも
ちょっとピリピリするよー。
種子を乾燥させます
洗ったザルのまま、乾燥させます。
よく水をきって、屋外に干すとすぐに乾きます。
乾くと、ニオイもほとんどなくなり、
直接さわっても大丈夫です.
外に干すと、匂わない。
しっかり乾いて、見た目もキレイになりました。
さっさとやれば、ここまでで、一日もかかりません。
やったー!できたー♪
銀杏の乾煎りです
— ぽて² (@BgrDZwIxX3QCt3i) November 27, 2022
焼き目が付くぐらいの間、放置して
あとは、菜箸でコロコロ
少しの間置いといて、完成ー!✨
ブログ↓にもしたので、よかったら見てくださいhttps://t.co/R86qw7ctmP
ヒスイ色のおいしい実が入ってます😋
コロコロ、フルフルの動き
かわいいくて好きなんです~🥰#銀杏 pic.twitter.com/ErIV85hdJl
種の取り出し方(土に埋める)について
土に埋めて、果肉を腐らせる(微生物に分解してもらう)方法もよく知られています。
ちょっと危険な果肉と
あまりかかわりを持たずにすむ良い方法だと思います。
ただ、ひと月ほどかかります。
11月に埋めた場合は
当地では、雪に埋もれて掘り返せないなー。
大き目のプランターに土を入れて試したことがあります。
気温が低いので腐敗も進まず
結局、春まで取り出せず、
春になったころには、
芽吹き始めたのか、殻が割れてしまっていて、全然でした。
割れた殻だけが残っていた状態…
さて、気を取り直して、銀杏を食べよー
銀杏を食べよう
殻のむきかた
まず、殻の割り方をご紹介します。
使うのはペンチがおススメです。
ペンチの先のギザギザに、
銀杏のふちの出っ張りがちょうどはまって
しっかり固定できます。
あとは、ハンドルを握るだけなんですが、
力の加減のために、ハンドルの間に親指を入れて調整します。
握りすぎると、
実がぺちゃんこになっちゃうもんね
いい感じに割れました。
殻から外すとこんな感じ
さらに薄皮をむいて、
茶わん蒸しなどいろんな料理に使えます。
薄皮は、
少なければ、ちまちまむいてもいいし
多い時は、茹でちゃう方法もあります。
水にちょっと漬けとくだけでも
だいぶ楽にむけます
銀杏わり器もあるよ
専用の銀杏わり器も、世の中にはあります。
ある程度の狭さまでしか、口が閉じない仕組みです。
これを使うと、実がぺちゃんこになることは防げます。
自分は、ペンチのほうが使いやすいんだよね。
乾煎りのご紹介
銀杏を味わうのに、最も手軽なのは、乾煎りです。
封筒に入れてレンチンの方法も、ありますが、
ここでは、鉄製のフライパンで乾煎りの様子をご紹介します。
フライパンに、銀杏をいれて火にかけます。
油はひかないよ。
そのまま、焼き目が付くまで放置しておきます。
焼き目が付いたら、
菜箸で転がしたり、フライパンをゆすって煎っていきます.
コロコロして、かわいい動き💕
一分ほど煎ったら、
銀杏がさわれるほどの温度になるまで、フライパンに置いておきます。
余熱でも、殻の中で熱がこもり、よく加熱されます。
そして
殻を割ったら、 翡翠石~
キレイー✨
保存について
保存できる期間は、常温だと2週間ぐらいです。
外側は、乾物のようですが、
中身は生鮮食品なことを意識して保存します。
冷暗所で、1か月ぐらい。
冷蔵庫で、2か月ぐらい
加熱して薄皮までむいて冷凍すれば、
長く保存はできますが、風味は落ちます。
忘れてた去年のものは、
腐敗はしてなかったけど、
殻の中でカチカチに乾燥してました。
拾ったら、
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