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大根葉の利用法、保存法・『ぽて²農場記’』

2023-03-13

大根葉を利用するコツを
まとめました

横長にすると、スマホで見やすくなるかと思います。すみません。

生のままで保存

間引き菜など、若い葉の使い方

これは、間引き菜。若い大根の葉です。

写真は、15㎝ほどで間引いた若い葉です。

寒冷地の登園では、
10月には、ムシがほぼいなくなるので
ムシクイなしのキレイな葉が採れます。

若い葉は、柔らかくアクも少ないので
小松菜などのように青菜としてつかえます。

保存は普通の青菜を保存する要領です。

きれいに洗ってから、
ポリ袋などに入れて冷蔵庫で、できれば立てて保存します。

一週間はもつよ。

大きく育った葉を使う時のコツ

大きくなったダイコンの葉

収穫期になったダイコンの大きく育った葉を使うには、
コツがいくつかあります。

まず、大事なのは、下茹でしてから使うということです。
アクも抜け、ゴワゴワした食感も改善され、よりおいしくたべられます。

下処理

ダイコンから葉を切り離すとき、
根元がつながった状態で切り離します。

葉がバラバラにならず、扱いやすくなります。

傷んだ葉はとり除きます。
外側の葉は、枯れていたり傷みがちなうえ、
硬すぎて、おいしくないので、

根元から一周ぶんは、折り取ってしまったほうがいいです。

洗う時は大きめの容器を使ったほうが、よく洗えます

根元がこみいっているので、
枯れ葉がはさまっていたり、
たまにアオムシなどが隠れていることもあります…。

汚れが残らないようにおし広げながら、しっかり洗います

3㎝ほどに、育ったアオムシだと、
すぐに、サナギになることもあるよ!


漬物にする

漬物にする(浅漬け)方法

洗った大根の葉を1㎝ぐらいにきざんでいきます。

それをポリ袋に入れ、多めの塩でよく塩もみします。

2~3日したら、水気をしぼって完成です。

食べる時は、塩が強すぎるので、水出しします。

キレイにしたダイコンの葉は、
青菜として数日間は、保存可能です。

ただ、のびのび育ったダイコンの葉は、1mぐらいあります。
そのまま保存は、少々かさばります。

半分に切って保存もいいのですが、
どうせなら、ゆでてしまいましょう。

茹でて保存

のびのび大きく育った、晩秋の大根葉

いちばんのおススメは、サッサとゆでてしまうことです。

そもそも、調理の際、大根の葉は下茹が必要です。

ゆでてからのほうが、保存期間も長くなるし、
かさは減るし、何かと便利です。

大きめの鍋でお湯を沸かし、
しんなりする程度にさっとゆで、ザルなどにとり冷まします。

家庭菜園で何本も収穫したときは、
一気にゆでてしまったほうが、
手間も燃料も省けます。

あとね。

湯がくときは、
葉先からお湯に入れるのがおススメだよ。

青菜をゆでる時は、根元からとよく言われますが、
そうすると、葉が大きすぎて持て余します。

葉先がクッタリすることで、
カサが減り、根元のほうもスムーズにお湯につけられるようになります。

ホウレンソウのように、水にさらす必要はありません。

ゆでたダイコンの葉は、
軽く絞り、3㎝ほどに切りそろえて、
ポリ袋などに入れて冷蔵庫で保管します。

すでに切ってあるので、
炒め物や味噌汁などに袋から直行で、さっと使えます。

一週間ほどは、美味しく食べられます。

さらに、長く保存したいときは、
冷凍です!

茹でてから冷凍保存

ダイコンを何本も収穫して、大量に葉が手に入ったときは、
保存期間がダントツに長くなる、冷凍保存が便利です。

冷凍保存のスタイルはふたつあります。

ひとつめは、
ゆでて軽く絞り3㎝ほどに、切りそろえたものを、
ポリ袋などに入れて冷凍する方法です。

もうひとつは、
ゆでたあと細かく切らずスティック状にし、冷凍する方法です。

冷凍保存だと、
ひと冬はもちろん、一年でも保存可能です。

doguusisyou

次に、冷凍保存の詳細を伝えるじょ。

あっ! お師匠様!

大根の葉の冷凍保存 詳細 

3㎝ほどに切りそろえたものを冷凍保存する場合

ゆでて、3㎝ほどに切りそろえたものを、
ポリ袋などに入れて冷凍庫へ入れます。

できるだけ薄くして、凍らせます。

凍ったら、一度取り出して、ほぐしておけば
パラパラ冷凍野菜になって、
好きな量を取り出すことができます。

調理の際は、凍ったまま素材として使えます。

スティック状にして冷凍する場合

根元のほうの太い部分は、
使いづらいので切り落とします。

太さも均一になるし、
乾燥も防げるので、葉先は折り返します。

ダイコン一本分で大体2~3㎝ほどの太さになります。

切り落とした根元の中心には、柔らかい葉が残っています。

もったいないので、
それも切りとり一緒にラップにくるみこみます。

太さの均一な円筒形になるので、
冷凍庫内におさまりがいいです。

大根葉スティックの使い方

この大根葉スティックは、
みじん切りで使いたいときに便利です。

常温に置き、半解凍のころ、
小口切りの要領で刻んでいきます。

半解凍なので適度にかたさがあり、
みじんに刻むのがとても楽です。

この、みじんに切った大根の葉は、
シラスやちりめんじゃこと油いためすると、
美味しい常備菜になります。

シラスに塩気があるので、
醤油は控えめに
色づけと香りづけ程度にします。


美味しいばかりでなく、
ビタミン、ミネラル、カロテンなど
栄養面でもバッチリじゃ。


カルシウムが豊富なので
育ち盛りのお子様には,是非食べてもらいたい一品です。
お弁当にも便利!

刻んだあぶらあげ、ツナ缶などと、あわせるのもおいしいです。

大根葉スティック
じゃこと合わせて
常備菜・ごま油で香りづけ

干して保存(干し葉)

洗った大根の葉を、数日干して乾燥させます。

根元を、ロープやフックにふりわけて、
ひっかけるだけで大丈夫です。

年配の方には、
「昔は、冬中、
 これの味噌汁ばっかりだったんだ。」と、
恨み節をよく聞かされるよ。

冬中ではさすがに飽きるとは思いますが、
身体もよく温まる栄養価も高い食料です。

見た目はとても地味ですが、けっこう、美味しいものです。

水で戻してから使います。

干し葉は、沢庵を漬ける時、
積み重ねた大根の隙間をうめるためにも使います。


食用ではないが、
お風呂に入れて入浴剤にも使えるのじゃ。
ポカポカにあたたまるじょ!



じゃが、タオルなどに色がついてしまうし、
匂いが大根のニオイなのじゃ。

ちょっと前の時代でも、
北国の冬場は干し葉、漬物がメインでした。

いまだって、物流が途絶えたら、
雪に閉ざされる当地は
大変なことになってしまいます。

そんな状況は考えるのもイヤですが…。
世の中何があるかわからないし

自分で食料を作れること、
貯蔵できることは、大きな保障だよね。


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