タクアン漬けのつくり方《漬込み》(米ぬか、塩、ザラメで)
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干しあがった大根を
樽に漬け込みます
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横長にすると、スマホで見やすくなるかと思います。すみません。
タクアンのつくり方(漬け込み)
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ひと言でいうと…。
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ですが…。
もう少し、詳しくお伝えしましょう。
準備するもの
・干し大根
・米ぬか
・塩
・ザラメ
・重石
・漬もの樽(容器)
・押し蓋
・漬もの用ポリ袋
・はかり
干し大根を準備します
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干し大根の作り方はこちら↓から タクアン漬けのつくり方Ⅰ
「干し大根」は、期間限定ですが、
スーパーマーケットなどでも売っています。
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加工費上乗せなので、割高感はあります。
米ぬか・調味料・容器などを準備します。
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11月ごろになると、
スーパーマーケットやホームセンターに
漬物コーナーが設置されます。
漬物容器(漬物樽)や漬物用の丈夫なポリ袋、
重石等もまとめて陳列されます。
その一角に米ぬかも置いてあります。
米ぬかについて
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米ぬかは、お米の皮や胚芽の部分なのはご存じと思います。
農薬などが気になる方は、
自然食品を扱っているお店に行けば、
無農薬の米ぬかは手に入ります。
扱っていないお店もありますし、
精米の際に取り置きしてくれる場合もあるので、
前もって確認したほうがいいです。
スーパーマーケットなどで買うと、1㎏で100円といったところです。
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無農薬は、
普通のぬかより高くなるよ。
精米したての米ぬかを使う分には、問題ないのですが、
時間がたったものは、
衛生的な意味で乾煎りして使ったほうがいいです。
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香ばしくなるから
乾煎するという方も。
特に無農薬のものは、
ムシがつきやすいので、管理には気を使います。
容器(漬物樽)について
漬物用として売っているプラスチックの容器が便利です。
サイズも様々あります。
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あっ!よくみたら
今回使っている樽は、
味噌が入っていた容器の転用ですね。
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9㎏入りのお味噌が入っていた容器です。
重宝してます。💦
大きさについて
今回ご紹介する量、
普通サイズのダイコン10~14本ぐらいでは、
10~15型がちょうどいいです。
押し蓋は、漬物樽とセットになっていることが多いです。
昔ながらの木の樽に、自然石の重しをのせて…。
と、あこがれがありますが、
現在の生活様式では、かなり難しいと思います。
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漬物小屋、大きな樽を動かす体力、
少々の汚れや
ニオイには動じない精神力
そんなものが必要だなぁ
漬物用ポリ袋について
ポリ袋は、絶対必要なものではないのですが、
漬物樽(漬物容器)に漬物用のポリ袋をかぶせて、
漬けることがスタンダードになっています。
樽の消毒も気を使うことなく、
ムシなどの混入やカビも防ぎ、
匂いも抑えることができ、終了時の後始末も簡単です。
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要は、衛生的で便利なんです。
サイズは、一斗用、二斗用~と大きくなっていきます。
一斗で25ℓ、二斗で45ℓです。
今回の量では 一斗用で十分なのですが、
余裕のある二斗用を使っています。
値段は2枚~3枚入りで200円前後です。
調味料を量り、米ぬかと混ぜます。
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干し大根の重さが、大体5㎏なので、
米ぬか500g、塩200g、ザラメ200gを、
清潔なビニール袋に入れよく混ぜます。
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だいたい塩分が4%の計算になります。
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軽量して
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よく混ぜます。
漬け込む手順
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樽に、ポリ袋をかぶせます。
もう一枚かぶせます。
2枚かぶせる理由は、
袋がやぶれる心配ではなく、
重石の影響や、気圧の変化などでも
漬け汁が、滲みだすことがあるからです。
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一枚目から、染み出しても
二枚目でブロックできます。
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まず、塩など調味料を混ぜた米ぬかを
樽の底へ一段、敷きます。
この上に、干し大根を並べていきます。
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隙間が出ないように、
ぎゅうぎゅうにね!
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あらためて、見ると、
これだとまだまだ、詰込みがアマイ感じがします。
もっと寄せて、もう一本詰められそうです。
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隙間には、
ダイコンの干し葉を詰めます。
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一段、詰め終わったら、
その上に、調味料を混ぜた糠をかぶせていきます。
米ぬか→ダイコン→米ぬか→ダイコン→米ぬか~と、
重ねていきます。
最後まで重ね終わったら、
残りの米ぬかや、干し葉で表面を埋め尽くし、
ダイコンができるだけ空気に触れない状態にします。
内側の、ポリ袋も、最後に上へ引き、隙間を出来るだけ作らないようにします。
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内側のポリ袋の口をまとめ、
片側へ倒し材料をくるみこむようにします。
その片側へ倒したポリ袋の上へ、
押し蓋をのせ、その上へ重石をします。
こうすると、漬け汁に直接,押し蓋も、重石も触れません。
ポリ袋の開口部は、緩く結んでおきます。
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押し蓋は、ビニール袋でくるむと、
何年使っても着色がなくて、気分良く使えます。
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でも、こうしてくるんでも、
ニオイは、つくんですよね…。
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重石をするとこんな感じです。
重石は、水があがるまでは、ダイコンの重さの2倍必要です。
今回は10㎏分必要なので、3.5㎏のものを3個重ねます。
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先に重石をしちゃうと重たいので、
漬物樽を置く場所に移動させてから、
重石をするのが合理的です。
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重石は、水があがってきたら、半量に減らします。
大体、ひと月後からおいしくなります。
樽から順次、取り出し、糠を洗い流していただきます。
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完成~
日持ちについてですが、
春までには食べきるようにしています。
昔は、もっと塩を利かせて
何年も持たせたようですが、ちょっと不安があります。
また、春になりムシが出てくる時期まで置いておくと、
扉を閉めていても、どこからか入ってきてしまい、
嫌な思いをすることにもなります。
漬け物置き場について
この漬け物置き場は、
中古品店から買ってきたクローゼットを、
ベランダに置いたものです。
1,000円ほどでした。
室内に置くのは、ニオイが気になるうえに、
暖かさはタクアン漬けに不向きです。
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結構、匂うんだよね。これが…。
かといって、樽のまんま、屋外へ出しておくのも
「嫌だなぁ。」
ということで思いつきました。
端材で台を作り、上下2段に使えるようにしています。
ドアを開けると、
タクアンのニオイがしみついています。
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=3N3UMQ+6QBFZM+S7A+TS3OH)
すぐできるダイコンの漬物
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タクアンは、
出来上がるまでに時間がかかるので、
待っている間で楽しめる、
すぐできる漬物のご紹介をします。
ダイコンの醤油漬け
育ちきれなかった、小さい大根が採れたときにおススメしたい、
さっぱりした口当たりの醤油漬けです。
タクアンほど、しっかり干さなくてもよく、
生ダイコンでもそれなりに大丈夫です。
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早く漬かるので、
タクアンができるのを待っている間に
ちょうどいいです。
分量
干しダイコン 1キロぐらい
醤油 200cc
砂糖 100g
酢 100cc
焼酎 20㏄
粉辛子 2g
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葉を落として、キレイに洗ったものを、ザルにのせ、軽く干します。
干したほうが、調味料とのなじみもよく、味わいも深まります。
干しあがったものを、一口大の輪切りにして
分量の調味料と合わせて漬物用ポリ袋に入れます。
ダイコンの両端は見栄えが悪いし、
汚れが気になるので切り取ります。
漬け物容器に入れ、軽く重石をしておきます。
2週間ほどでおいしくなります。
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すぐできる
酸っぱいのが苦手な方は、酢を控えめにします。
普通サイズのダイコンの輪切りでもできますが、
漬かるのに時間がかかります。
ばらかもんのこのもん
前記の醤油漬けは、ご飯のお供ですが、
似たような材料で作るこちらは、
スナック菓子、おやつな感じです。
あとを引いて止まらなくなるタイプです。
大量の調味料を使うので、身体に良いか疑問が浮かびますが、
添加物の多いジャンクフードよりは安心できる気がします。
「ばらかもん」という漫画で紹介されている
「このもん」(多分、香の物ですね。)です。
びっくりするほどの砂糖の多さです。
甘すぎると思う方は砂糖を半量にしても、
十分この漬物の魅力は味わえます。
分量
ダイコン 1キロぐらい
醤油 100cc
砂糖 500g
酢 100cc
ダイコンを干します。
普通サイズのダイコンを
厚さ3㎜ほどのいちょう切りや、短冊切りにします。
ざるに広げて、半日ほど干します。
季節やお天気で変わるので、
チリチリ縮んできたら、干し方完了です。
![](https://beoneself2021.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_9106-1024x566.jpg)
漬け汁を作ります。
分量の材料を鍋で煮て
しっかりと溶かします。
冷ましてから、
干した大根を漬けこみます。
材料が漬け汁からでないようします。
二日ほどで、食べごろになります。
季節は関係なくいつでも作れますが、
辛みの強い大根で作ると、やっぱりイマイチになります。
![](https://beoneself2021.com/wp-content/uploads/2021/12/a-1.png)
醤油漬けができるのを
待つ間の楽しみに♪
![](https://beoneself2021.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_0681-2-1024x591.jpg)
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