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ハクサイの収穫と保存、栽培まとめ・家庭菜園『ぽてぽて実験農場』日記【11月20日】⓵ - 2021年 冬 -

2021-12-10

今日で、一応、今年の畑おさめです。
ただ、まだもうちょっと育ちそうな作物があるので、積雪するぎりぎりまで畑に置いておきます。
お天気の週間予報を眺めながら収穫するタイミングをはかります。

今日の作業
各種収穫
冬じたく

今日の収穫

ハクサイ
ダイコン

冬日に透ける
白菜の葉

このあたりのハクサイは、
巻いてはきているんだけど、もうちょっと。

こちらは、自家採種のハクサイの現在の姿です。
結球にはいたらなかったです。
この状態で、いくつか味見してみます。
来季、花芽が出ると思うので、
それもまた採取して栽培してみます。


ハクサイの収穫

白菜は、結球した部分を手で抑えてみて、しっかりかたさを感じたら、収穫適期です。

寒さに強く、少しぐらい雪に埋もれても全然平気です。
かえって糖度が上がっておいしくなるといわれます。
外葉を寄せて、ひもで縛っておけば、寒い間は畑で保存可能です。

結球が、きっちり巻いていて、固さも十分・収穫適期です

でもね…。 ハクサイは大丈夫でも、雪が深くなると、畑まで車で入ってこれなくなるんですよ。💦
だから、今日は収穫適期のものは全部、収穫してしまいます。

大きな段ボールも持ってきました。

ハクサイの収穫の手順

結球部分を押してみて、しっかりしたかたさがあれば、収穫適期です。

これは、合格です。

大きさは、市販の普通サイズほどです。
外葉にしっかり守られています。

外葉を、開いていきます。白い結球部分が露出してきました。

外葉には、ムシクイや泥はね、落ち葉などの汚れも溜まっています。

これは、食べるに値しないと思う部分はどんどん分けてしまいます。

搬送中に、傷んだり汚れたりするので、保護用の外葉をひと巻き残します。
このひと巻きは、保存の際も内側を守ってくれます。

結球部分を、少し倒し根元を、鎌や包丁で切ります。

切り取りました。

お店で見かける姿になりました。

根元が土で汚れていますが、外葉の分、高さがあるので、あとでキレイに切り落とせます。

段ボールに立てて、詰めていきます。今回は、6個収穫しました。

すでに4個は収穫して、食べちゃったので、今期は今のところ10個収穫できています。
もうちょっとなのが、まだまだ残っているし、今年は大豊作です♪

気温が低くなっているこの時期からならば、この段ボールに詰めた状態で、春ぐらいまでは何とか保存できます。

お鍋に、漬物、炒め物、和・洋・中と重宝なお野菜です。
とれたてハクサイは、やっぱり違います♡

簡単な、「白菜のミルフィーユ鍋の作り方」 はこちらから


ハクサイの栽培 【2021年 まとめ】

ハクサイの花・5月 

5月 栽培開始・種まき

ハクサイは冷涼な気候が好みです。
一般的には秋植えの野菜なのですが、当地は十分冷涼です。
冬も早いので、初夏ぐらいには種まきをしておかないと、晩生では間に合わなくなってしまいます。

育ち始めたハクサイ

ということで、
5月中旬には、種を蒔いて栽培開始です。

大物が採れると楽しいので、晩生、を栽培しています。

灌水が頻繁に必要なポリポッドで苗を作るより、直播で移植したほうが、うまくいっているので、今回も直播しました。

移植を前提としていたので、マルチは使いません。

順調に芽吹き、本葉が数枚育ったものは、苗として、専用の畝へ移植します。

6月 苗も根づき、順調な生育

移植先で、順調に根付き、生育を始めたハクサイです。

移植時の葉は、傷みがみえますが、新しい葉がどんどん出てきています。

ところが…。

7月 日照り続きで、ほぼ全滅

これはキャベツなんですが、このありさま

パタッと、雨が降らなくなってしまいました。

他地域では、人命が危ういほどの豪雨となっていたのに、その反動なのか、2週間ほども全く雨が降りません。

葉物野菜が壊滅的に打撃を受けました。

順調だったハクサイも成長どころか、葉の数が減っていくばかりです。

8月 急きょ、蒔き直し

ハクサイのさや入りの種

ここまでダメージがあると、今後の生育も期待できそうにありません。
急きょ、種を蒔き直すことにしました。

秋の大根用に準備していた畝に、直播です。
移植ではなく、黒マルチの植穴に数粒蒔いて、間引いていく方法をとることにしました。

今からで、間に合うのか不安です。

ついでに自家採種も種まき

ついでに、花の終わった後に結実していた、昨年のハクサイの種も、撒いてみることにします。

F1種かもしれませんし、ハクサイのそのものがアブラナ科の植物と交雑しやすい種なので、どう成長するか見当もつきません。

楽しい実験ということです。

9月 ムシに喰われる

ウリハムシモドキかな?

日照りも落ち着き、順調に発芽し、成長を続けています。
ところが、妙に葉に穴が目立ちます。

よく見てみると、ピカピカの甲虫がものすごいスピードでかじっています。

申し訳ないけど、駆逐しておきました。

思えば、ハクサイって、同じアブラナ科でもキャベツほどアオムシがつかないですね。

10月 順調に生育 生き残りを追い越す

順調に生育を続け、中央の葉が立ち上がり、結球の兆しです。

外葉が、小さめな気がしたのですが、結球部分も、外葉もまだまだ成長しているみたいです。

春に蒔いた分の生き残りも、勢いが戻ってきましたが、撒きなおした分のほうが断然よく育っています。

11月 無事収穫期を迎えました

春に蒔いた分のハクサイが、枯れてしまったときには、絶望的かと思ったのですが、結果的には、大豊作となりました。

あきらめなくてよかったです。(#^^#)

ところで、
ポリポッドで、苗を作る意義って何なんだったけ?
直播で全然大丈夫そうですよね?


柘榴・熟して割れるとなんか迫力!


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