《安全第一》雪かたづけ【除雪車が入ったとき、寄せ雪(ブロック雪)の始末】
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自宅前道路に除雪車が来た時の、寄せ雪の対処法について、まとめています
人並以下の体格、体力の自分でもできる
雪片付けのノウハウを、安全重視でお伝えします。
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除雪車が来てれると、ありがたいんだけど、
いろいろ困ることもあるんです。
雪で、自家用車が全損になったはなし《実録》・【ネット系の自動車保険を使ってます!】④・
こちら、路地の除雪のようすです
市で行っている、除雪車による除雪です
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煌々と照明をつけて、ホイルローダー式の除雪車がやってきました 。
路地の除雪では、一般的なものです。
道路の除雪は、交通量の減った深夜に行われることが多いです。
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それでも、運悪く除雪とかち合い、迂回したり、
自宅に入れず待機をよぎなくされることも、ままあります。
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道路に厚く積もった圧雪が、掘り起こされてきます。
この高さでふさがれたら一般車両は通れません。
徒歩では乗り越えられますが、危険を感じます。
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目の前まで来ました。
バケットで圧雪をはがしています。
勢いも必要なため、なかなかのスピードで突っ込んでいます。
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溜まったら、寄せた圧雪に向かっていき…。
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すくい取ります。
轟音が鳴り響き、地面が振動しています。
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バックして、雪を運び出していきます。
見ての通り路肩の雪は、全部は除雪されません。
特に今回は、災害レベルの大雪だったので、丁寧さよりも効率重視のようです。
いつもはもう少し道幅を広げてくれるのですが…。
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押したり、引いたり重機を操って、すごい技だなぁと感動します。
けど、自分の位置スレスレで稼働しているので、ちょっとコワい。
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目の前を通り過ぎていきます。
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通り過ぎたあとには、まっ平らな路面が現れます。
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路地の圧雪をひととおり削り、十字路に小山を作って、一度、除雪車は行き過ぎます。
この小山は、朝までには排雪されます。
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除雪車が通り過ぎた後の、雪片付け作業
除雪車が除雪した後は、厚く積もった圧雪が削り取られ、平らな路面ができます。
左右の路肩も削られ道幅も広くなります。
ありがたいことです。
ただ、そのままでは、寄せ雪(ブロック雪)・敷地との段差など、不具合が残ります。
住民も、ひと仕事、しないといけません。
寄せ雪(ブロック雪)とは
ホイルローダータイプの除雪車が稼働した後に残される、重くて硬い雪のかたまりです。
大小さまざまな、ブロック雪が、敷地と道路との境に、柵のように残されます。
自宅前のそれは、住民自身が除去することになっています。
あまりにも大量に残されているなど、手に負えないときにはクレームを入れて、除去してもらうこともあります。
バケットの構造上、どうしようもないらしいです。
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自動車を出すことも、徒歩で道路に出ることも大変そうです。
寄せ雪(ブロック雪)の除去作業
使う道具
スノーダンプ
雪ベラ
角スコップ
作業に適した服装(防寒着、軍手、帽子、ゴム長等)
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スノーダンプ
大量の雪を、楽に移動できます。
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雪ベラ
広い範囲を効率よくすくい上げます。
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角スコップ
硬い雪、重い雪には、力が効率よく伝わる、こちらが威力を発揮します。
作業手順
路地の除雪の時に、十字路に残された雪の小山に寄せていきます。
この小山は、朝までには取り除かれます。
それまでの合間に寄せてしまいます。
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スノーダンプを強く押して、寄せ雪をすくい取ります。
乗り切らない分は、角スコップでスノーダンプにのせていきます。
ブロック雪は重いので、角スコップのほう楽に動かせます。
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往復回数を減らしたほうが断然楽なので、雪は積めるだけ積みます。
重くなりますが、雪道なので動き出すとスイスイ運べます。
除雪後の路面はスケートリンク並みにすべります。転倒注意です。
除雪車が往復しているうちに、寄せ雪を押し戻すことも… 危険度高いですが…。
除雪車は、バケットで圧雪を削りながら、ひととおり除雪し終わるまで、何度も路地を往復します。
除雪車が行き過ぎたタイミングに合わせ、寄せ雪を雪ベラで道路の中央まで押しかえします。
その雪は、次に除雪車が通ったときに、バケットに入ります。
危ないですね。やっていて怖いです。
軽めの雪の場合
除雪後の、まっ平らな路面は、スケートリンクのようにツルツルすべります。
雪を出すためツルツルの路面に出て、転んだところを、再びやってきた除雪車に巻き込まれる。 という危険が想定できます。
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雪ベラの柄は長さがあるので、敷地内に立ったまま、道の真ん中まで雪を出せます。
ハンドル部分で、グイっと押し出しやすくなります。
ハンドル部分がないものは安価ですが、使い勝手のいいハンドル付きのタイプがオススメです。
雪ベラでは動かないような重い雪の場合
ときに、ひと抱えもあるようなブロック雪がバケットからこぼれ、敷地内に転がり込むこともあります。
そんな大物を置いていかれたら一大事です。
即、押し返したいです。
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さて、そんな大物を押し返すときには、プラスティックの雪ベラではどうにもなりません。
スノーダンプを使います。
その大きさを利用した『てこの原理』で持ち上げられますので、路上に押し出せます。
重機の行き来する合間をぬっての作業なので、危険です。
わが子には、させたくありません。
でも、重い雪をスノーダンプに積んで、厳寒の深夜に何往復もするのは、正直楽でははありません。
なので、危険とわかっていても、除雪車が除雪を始めると、雪ベラ片手に家を飛び出してしまいます。
除雪車の運転手もきっと嫌だとおもっているでしょう。
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段差
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除雪で路面が、アスファルトギリギリまで掘り下げられましたが、敷地内は圧雪が残されています。
路面と敷地で、切り立った段差ができます。
その段差は、15~20㎝ほどにもなりますので、角を削りスロープ状にしないと、車の出し入れが厄介になります。
圧雪は硬いので、雪ベラでは太刀打ちできません。
角スコップの角を突き立て砕いていきます。
つるはしがあれば、非力な人でも容易に崩すことができます。
不測の事態 物損事故 人身事故
住宅地を、重機が縦横に移動していくわけですから、毎年のように、悲しい人身事故が起きています。
くれぐれも、安全第一で行動したいです。
物損事故も、よく耳にします。
隣家の自家用車も、車種が変わったと思ったら、除雪の際に破損されたということでした。
自宅前の電柱は、これまでに、2回折れています。
安全第一で!
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